体調管理だけでなく、受験会場へのアクセスは最低2通り確認しておく事が大切です。
当日のアクセスは最低2通り
昨年(2019年2月)の国公立大学2次試験の日のニュースを覚えていらっしゃいますか?
私も息子が受験生でなかったら、こんなに記憶に残っていなかったと思います。
早朝、首都圏の沿線で火災が起きて総武線が止まってしまいました。
これにより、総武線を利用する近辺での大学では試験時間の調整などが行われました。
いくつかの大学では、試験時間を1時間遅らせました。
また、遅れてきた受験生を別室で受験させるといった対応をとった大学もありました。
我が家で誰よりも早く起きている主人の「総武線止まってるぞ」という一言に、どれだけ動揺したか分かりません。
息子の受験した大学は、沿線から離れているために受験への影響はありませんでしたが、会場へ向かうアクセス方法を変更しなくてはならなくなりました。
幸い、他にも何通りかの行き方がありましたので、対処することはできましたが、何でよりによってこんな日に・・とすごく思ったのをはっきり覚えています。
ニュースで目にしたのは、受験のために東京にきた受験生の方でした。
慣れていない土地でこんな事になると、どうやって受験会場に行けばいいのかと戸惑っている声が聞かれました。
今はスマートフォンなどを持っていれば、簡単にアクセス方法を検索できますが、あらかじめ考えていた行き方で行けなくなった時の動揺は私でも想像できます。
またその時間帯は通勤ラッシュでもありますから、人混みの中で路線を変えるなど慣れていないと大変だったと思います。
我が家でも、試験日には多めの現金を持たせていました。
万が一、どうやっても行けないとなった時にはタクシーを使いなさいと言っていました。
実際にはそんな事があれば、道も相当混んでいるでしょうからタクシーを使えるかどうかも分かりませんが、万が一・・ということを少しでも頭の片隅に入れておいて欲しかったという事もあります。
帰りの時間は余裕を持って
当日、遠方から受験会場へ向かう場合は、行きだけでなく帰りにも時間に余裕を持っていた方が良いと思います。
試験終了後、受験会場から最寄りの駅に着くまでにかなり時間がかかります。
大学によっては相当の人数の受験生が駅に向かう訳ですから、当日、飛行機や新幹線で帰るための予約を考えている方はしっかり余裕を持った予約がオススメです。
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