住宅ローンがまだ残っている状態でマンションの売却をしましたので、引き渡し当日に住宅ローンを完済する必要がありました。

住宅ローンの精算
マンション売却時に、まだ住宅ローンが残っている場合は、引き渡し当日に住宅ローンの完済をしなくてはなりません。
そのため、引き渡し当日に売却額を全て住宅ローンを組んでいる口座へと振り込んでもらいます。
売却額で残っている住宅ローンが完済できない場合は、足りない分の金額をあらかじめ口座に入金しておく必要があります。
金融機関への連絡
まずは、住宅ローンを組んでいる金融機関へ自分たちから完済の申し出をします。
これは売却が決まってから、引き渡しの1ヶ月前くらいになってからしました。
その際には、まだ引き渡し日ははっきり決まっていなくても大丈夫です。
その後のやりとりについては、不動産会社の担当者としてもらうようお願いしておきます。
引き渡し日(完済日)が具体的に決まると、金融機関からは完済に関する書類が送られてきます。
送られてくる書類は、住宅ローン残高と完済日までの利息の明細書、それに抵当権抹消に関する委任状です。
引渡し当日のスケジュール
マンション引き渡し当日の1日の流れはこんな感じでした。
買主、不動産担当者、司法書士とともに銀行内で待ち合わせ(買主が住宅ローンを組む銀行)
↓
銀行側でローンを実行する(私たちの住宅ローン返済口座に振り込む)
↓
私たちの口座への着金確認がとれるまでその場で待機する
↓
着金確認(=ローンの完済確認)
↓
解散
↓
抵当権抹消の手続き(私たちの代理で司法書士が行う)
*この間、不動産会社や司法書士への手数料の支払いなどをしました。
待ち合わせから解散まで、1時間〜1時間半くらいかかりました。
ほとんどの時間は、私たちが住宅ローンを組んでいる金融機関への着金待ちです。
きちんと振り込まれて、住宅ローンが完済した事を確認するためです。
引き渡し日に用意するもの
私たちが用意したものは以下の通りです。
- 登記識別情報通知
- 印鑑証明書(売却するマンションの住所記載のもの)
- 住民票(マイナンバーの記載のないもの)
- 実印と認印
- 身分証明書
- 抵当権抹消書類の代理受領に関する委任状
- マンションの鍵すべて
- そのほか、宅配ロッカーのカードなど引き継ぐものがあれば持参
そのほかマンション売却の流れについてもよかったらご覧ください。