マンションを売却することは初めてでしたので、当初は考えていなかったストレスがかなりありました。
あらかじめ少しでも知っておく事で、ストレスを回避できる方法が見つかるかもしれません。
ストレス① 内覧のスケジュール
内覧の申し出は、3日くらい前にされることが多かったですが、前日という場合もありました。
また、土日や平日の夕方が希望という方もいますので、夕食を作る時間に困ったり、外出の予定がなかなか組めないという事もありました。
いつも部屋をとても綺麗にしている方なら、急に内覧の予定が入っても慌てないかもしれませんが、私たちの場合、その都度出来るだけ綺麗にするために大掃除するのが大変でした。
内覧を受ける日については、曜日を指定したり日にちを決める事も出来ます。
最初に不動産会社の方に内覧を受け入れる日時をどうするか聞かれたのですが、私たちはいつでもOKだと言ってしまいました。
しかし、忙しい方は、気持ち的にも時間的にも無理のない範囲で受け入れる事をオススメします。
ストレス② なかなか決まらない
何と言っても、なかなか決まらない事が何よりものストレスです。
今思えば、そんなにトントン拍子に話が進むはずはありませんよね。
私たちが甘かったのは確かですが、いつ引越しできるのだろう思うと焦ってしまいました。
結局、新たな住宅ローン(ダブルローン )を組み、買い替え先を先に決める事にしました。
マンションの売却と買い替えを別々に考える事でかなり気持ちが楽になりました。
ストレス③ 不動産担当者と上手く意思疎通ができない
不動産会社の担当者とは、なんだかんだと長いお付き合いになります。
コミュニケーション不足が、またさらにストレスを大きくしていきます。
結局、売買が決まり引き渡しの前になった時でさえ、言った言わないなどの細かい問題が出てきました。
これはもちろん、担当者だけの問題ではなく、要するに”合わなかった”という事だと思います。
このようなストレスを避けるために、不動産会社を決める際には多くの不動産会社の方と話をしてみて、この人ならと思う担当者を見つけてください。
ストレス④ 住んでいる部屋が不動産サイトに載る
不動産会社と媒介契約をして何日かしてから、大手不動産販売サイトを見てみたら、私たちの部屋の写真が載っていてショックを受けたのを覚えています。
もちろん、事前に写真撮影をしていましたから当然の事なのですが。
サイトに載っている写真は、今住んでいるままの状態での写真ですから、家具もすべて写っていますし、生活感そのものが出ている写真です。
なんだかプライベートがさらされた感じがしてショックを受けてしまったのです。
また、自分たちで売る事を決めたのに、いざ売り出し中ですという写真を見て、手放すことの寂しさを感じてしまったという事もあります。
ストレス⑤ 近所の人にも知られる
私たちは、売りに出すことを近所の方には誰にも話していなかったのですが、同じマンションに住む数名の方から、「引っ越すの?」とか「売りに出してるの?」と聞かれました。
もちろん、隠すことではありませんが・・と言うか、ネットに出ている以上隠せませんが、周りの方に知られたくないと思う方にとっては苦痛だと思います。
他の人にあまり知られたくない場合は、不動産会社の方と相談してみましょう。
そのほかマンション売却の流れについてもよかったらご覧下さい。