なかなか売れない・・そう思いはじめ販売価格を下げることにしました。
その時の体験談です。

当初の販売価格
販売価格を決める上で、私たちは2つの不動産会社に査定を依頼しました。
その2つの不動産会社では査定額が200万円以上異なりました。
そして、査定額が高かった方の不動産会社と媒介契約を結び、そのままの査定額を販売価格として売り出しました。
当時は不動産の売却など初めてですし、全く知識がなく、出来るだけ高く売りたいという気持ちしかありませんでした。
販売価格を見直す
販売をはじめて2ヶ月くらい経った頃、なかなか売れずに焦りも出てきました。
そこで、販売価格を見直す事にしました。
販売価格を見直すきっかけになったのは、同じマンション内の別の部屋が売りに出された事でした。
私たちが売り出している価格よりも、かなり安く売り出していたのです。
ここではじめて、私たちの出していた販売価格はちょっと高いのでは?と思いはじめました。
対抗するつもりはありませんでしたが、私たちも販売価格を見直す事にしました。
販売価格を下げて、条件を変更した
販売価格を下げて、契約条件も少し変える事にしました。
それは、瑕疵担保責任を免責にしてもらう事です。
瑕疵担保責任とは、引き渡し後の一定期間において不具合が見つかった場合に、修理などの費用の一部を売主が負担すると言うものです。
免責にして欲しいと言うと、何か欠陥があるのでは?と思われる方もいるかもしれませんので、この条件を加えるかどうかも慎重に考える必要があります。
しかし、どんな方が買ってくれるか分からないので、売った後にトラブルになるのは避けたいとずっと思っていました。
免責で買ってくれるのであれば、価格を大きく下げてもいいと言う思いもありました。
販売価格を下げたら、すぐに決まった
販売価格を下げた事で、まず内覧に来る方の人数が増えました。
そして、2週間ほどで買手が見つかりました。
当初の販売価格は、相場よりも高かったのかもしれません。
相場に合った価格で売り出すことが、結果的に早く売る事に繋がるのかなとこの時に思いました。
まとめ
販売価格を決める上で、まずは相場を知っておく事が大切だと分かりました。
私たちは、結果として相場より高く売り出したのかもしれません。
そのために、なかなか決まらず価格を見直す事になりました。
時間がかかっても出来るだけ高く売りたいと思っている場合は、相場より高く出してみるのもありかもです。
実際に私たちも少しでも高く売りたいと思っていましたし、高めで売り出して売れないという事が分かった事はよかったと思っています。
しかし、売れなくて後から価格を下げた時に、場合によっては買手の印象がどうかと考えると難しいところです。
いずれにしても、自分たちで相場より高く売り出しているのか、安く売り出しているのか把握した上で、見直しが必要だと思ったら担当している不動産会社の方へ相談してみましょう。
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