思春期の子供と暮らすのは体力がいる
思春期の子供と暮らすのは体力がいる・・これは子供が小学生の時に目にした言葉です。
覚悟はしていたものの、やはり中学生になると色々と大変です。
体力がいると最初から覚悟していて良かったと思っています。
実際には体力というか・・忍耐力でしょうか。
褒めてあげたい小さな1つに注目する
思う事が10個あり、そのうち、叱りたい事・注意したい事が9個だったとしても、残りの1個が褒めたい事であったら、その唯一の褒めたい事を大切にして、残りの9個は黙っておく・・
そんな毎日でした。
そして主人にもいつもお願いしていた事があります。
それは、子供に言いたい事があっても、まずは私に言って欲しいという事、
直接、いきなり怒鳴りつけたりしないでという事でした。
しかし、反抗期がやってくると、私もそんな寛大ではいられない・・
自分のイライラが抑えられないくらいに達するのにプラスして、主人が子供に思う事をただ聞いているだけでもストレスでした。私だって分かっているし、そう思うけど・・
そして、もう限界だな・・家族がピリピリしてきていると思った時に、話し合う事にしました。
家族会議
このままでは私もイライラを抑えられないという思いを伝え、お願い事を1つしました。
私からのお願いは1つだけです。
口をききたくなければきかなくてもいいけど、最低限の言葉を発して欲しいという事です。
最低限の言葉とは、「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」のような言葉です。
当たり前の言葉さえも、この時期疎かにする事が多くなっていて、それが本当にイライラを増大させるものでした。
息子をイライラさせる言葉
自分の想いを伝えた後、息子からも同じように要望を聞きました。
どうして欲しい、欲しくないなど何でもいいから言いたい事があれば言って欲しいと。
でもその前に・・
主人に対して私が言いたい事を息子の前で伝えました。
何を言ったかは・・正直覚えていません。
言いたい事を言い易い雰囲気にしたかっただけでしたので
そして、息子が言った言葉は、何だかとても可愛いものでした。
食事の時に「おかわりする?」とか、リビングに来た時に「おやつあるよ」とかそんな些細な質問にイライラしていたようです。
食べたければ自分で聞くし、自分で言える・・そんな事を言われるのが嫌だったという事でした。
そして、そんな事をしつこく言っていたのは主人で、それに対して反抗的な態度を取られてイライラしてしていた主人も、思わず笑ってしまい・・
分かった、もう言わないよ・・と
NGワードを把握して解決
それからは私たちから話しかける言葉が減り、子供の事を思って言っていた言葉さえかける事をやめたでの、息子が家でイライラする原因がなくなったようです。
会話は減りましたが、お互いに納得して過ごせるようになったので平穏が戻ってきました。
息子が中学1年生の時の出来事です。